プラチナバンドは基本的に速度低下のリスクがありますよ。
具体的な話を書くので長文になります。
まず楽天モバイルのプラチナバンド帯域は僅か約30Mbps程度です。
(上りは約10Mbps)
それを10人が同じ基地局でYouTubeでも視ようものなら
3Mbps程度を分け合うわけです。
ギリギリですね。
首都圏や京阪神エリアの通勤電車でドコモやソフトバンクでも
くるくるなる理由はこれです。
プラチナバンドを拾って通勤電車で数十人、数百人規模が
スマホ弄ってりゃ速度出ません。
厄介なのが、端末にもよりますが、
本来は1.7Ghz拾えば空いてるのに
やたら700-800Mhzを拾うようになります。
ドコモがそれで調整に未だ手間取っていますし
SoftBankも楽天がプラチナバンドを手に入れても
調整に苦慮するだろうと発言している程です。
不感地や屋内対策にプラチナを盲信してしまうと
「電波は拾うようになったが通信速度が出ない」問題にぶつかります。
帯域が低くなるほど障害物には強くなりますが、
データレートは低下する。
更に楽天が貰った帯域は僅か。
それを端末は強電界はプラチナバンドだと判断して
1.7Ghzでも問題ない領域でもプラチナバンドを掴んで
みんなで低速を分け合って「速度が出ない」となる。
楽天もそこまで抜けてないと期待したいけれど、
プラチナバンドは諸刃。
それにそもそもユーザーの通信量が他社より多くて、郊外では
WiMAX代わりや果ては固定回線間隔で使う人もいるからか遅くなった。
トラックの限界に来ています。
プラチナバンドは地方部に打ち込んで、都市部は
PHS並みの基地局を構築する方向で、そのつなぎ扱いが無難に思いますがね。
東電、関電とは旧アステルのような電柱基地局を
構築する事で進んでいるので、23区内や大阪市内等は
細かく1.7GhzとSub6で干渉しないように数を構築していくのが
細かい不感地はピコセルやレピーター、フェムトセル活用が
今のところベターに思いますね。
元電柱キャリアの中の人でした。