ローミング回線のエリアマップが参考になりますが⋯⋯
楽天モバイルがauエリアにローミングしているのは800MHzの4Gエリアのみです。
auが4Gで利用しているバンドは
700MHz帯 B28
800MHz帯 B18/B26
1.5GHz帯 B11
1.7GHz帯 B3
2.0GHz帯 B1
3.5GHz帯 B42
になります。そして楽天モバイルは800MHzのB18のみローミングエリアとしてKDDIからから受けています。なので、auエリアに比べたらかなり電波がスカスカな状態なのと、実際利用したい場所にB18の電波を発射している基地局がある必要があるので、実際の電波状況は利用してみないとわからないと思います。
auは800MHz帯を積極利用して4Gのエリア構築していたのである程度満遍なく基地局はあると思いますが、プラチナバンドは電波が障害物も回り込んで届く分、1つの基地局のセル範囲が大きくなりがちです。その為、逆にターミナル駅や繁華街などは利用者が集中し、通信速度の低下や場合によっては利用できなくなるような障害を起こす可能性がある為、周波数が高いバンドで小さいエリアを重ねる様にエリア展開して通信品質を高めているので、建物内や繁華街だと楽天モバイルの電波のみしか電波が元々来ていない場合も多々考えられるのでなんとも言い難いと思います。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/ishikawa/1501095.html
● 実際、KDDI関係者に話を聞くと、楽天モバイルに貸し出される周波数帯は従来通り、800MHz帯でしかない。あくまで、地図上をピンク染める、面を広げ圏外をなくすためのローミングであるのは間違いない。
都心部の繁華街などビルが林立して、楽天モバイルが持つ1.7GHz帯では電波が届きにくいような場所でも、これからはauの800MHzをつかむことで、圏外ではなくなる。ただし、 サクサクと快適に使えるか は別の話だ。